momokoポイ活〜人生とお金の話〜

ポイ活〜人生とお金〜

失敗ナシ!美味しいわらび餅の作り方

こんにちは

皆さんは和菓子好きですか?

ぷるぷるのわらび餅なんて、美味しいですよね。

でも、わらび餅を家で作る方は少ないんじゃないかな?と思います。

実は、コツを掴むとそんなに難しくないんですよ!

出来立ては格別の美味しさですし、和菓子屋さんで買うより安かったりして‥(о´∀`о)

 

ちょっと作ってみませんか?

 

まずは改めて自己紹介をさせて頂きます。

momoko

ポイ活と和菓子が好きな主婦

取得資格

  • 管理栄養士、栄養士
  • 製菓衛生師
  • 菓子製造技能士2級

 

大事にしていること

  • 洗い物は少なく
  • 衛生的に
  • なぜ失敗するのか理由を明確に

以上をふまえて書いています。

 

今回は、失敗ナシ!美味しいわらび餅の作り方です。

 

【材料】

わらび粉    100g

ラニュー糖       120g

水                         600g

きな粉

 

甘さ控えめのレシピです。

お好みでわらび餅に入れる砂糖を増やすか、まぶすきな粉に砂糖を入れるかで調節して下さい。

 

【必要な器具】

ボウル2つ

デジタルはかり

泡立て器(ホイッパー)

しゃもじ(プラ❌)または木べら

ゴムベラ

製菓用カード

バット①(わらび餅を流し入れる)

厚手のナイロン(①より一回り大きく切っておく)

バット②(バットを冷やすので①より大きく)

(有ればで良い)

粉ふるい、霧吹き、アルコールスプレー

 

デジタル計り↓

 

製菓用カード↓

 

【計量】

①ボウルBに水を汲み、デジタルはかりにもう1個のボウルAを乗せる。

 

②デジタルはかりを0表示にして、ボウルAに水600g入れる。

 

③残った水はよけて、ボウルBに水滴が残らないように拭き上げる(濡れて、わらび粉がダマになるから)

 

④ボウルBにわらび粉100gを計量したら、また0表示にしてグラニュー120gを計量。

 

計量完了。

(写真のようにわらび粉、グラニューを混ざらないように計量すると、多過ぎた時にもすぐに減らせる。)

 

 

【作り方】

①泡立て器でわらび粉とグラニューをよく混ぜる。

 手でも良い。

(わらび粉だけを水に溶かすとダマになるから)

 泡立て器の大きさ=ボウルの直径が使いやすい。

 

②①に計量した水を3、4回に分けて入れる。

 その都度、泡立て器でよく混ぜる。

 

③わらび粉が溶け込んだら、鍋に入れる。

 ゴムベラで最後までかき出す。

 

④ ③を用意して、火にかけるまで時間が空くようなら必ずよくかき混ぜてからにする。

ここで注意なのが、わらび粉が沈殿したまま火 にかけないこと。

(ダマ、鍋底への焦げ付きの原因になるから)

写真で沈殿しているのが分かる。

⑤強めの中火にする。

火にかけている間は、しゃもじで鍋底を絶えず擦るように動かしておく。

炊く時に、しゃもじとゴムベラをセットしておくと良い。

 

⑥塊が出始めたら、全体を一気に混ぜるようにしゃもじを動かす。

⑦火加減の具合は、底にうすーく膜がはるか、はらないか位で調節する。

写真のように気泡が出ているならば、火がちゃんと通っている。

⑧炊き上がりの具合は、弾力で判断する。

写真のように、垂らしてビヨンと戻ってくるぐらい。

 

⑨炊き上がったわらび餅はゴムベラで綺麗にさらいながら、型に落としていく。

(くっつきすぎないように型を水で濡らすと良い。水の代わりにアルコールスプレーでも良い。清潔&剥がれやすい。)

 

⑩用意していた厚手のナイロンをわらび餅に密着させる。

 

⑪写真のようにバット②に氷水を入れて冷やす。

私は大体3時間くらいで冷えました。

 

⑫とりだして、いよいよきな粉をまぶす。

霧吹きしたあと、きな粉を粉ふるいで落とすと綺麗にまぶせる場所が作れる。

そのままきな粉を散らすだけでも良い。

 

⑬きな粉をまぶした後は湿気てしまうので、食べる時にまぶす方が良い。

 

⑬カードでカットする。わらび餅がくっついて作業がしずらかったら、硬く絞った濡れタオルでぬぐう。

カットする大きさは小さすぎると食べた感じがしないので、注意。

 

⑭できあがり!

好きな器に盛って下さいね。

 

わらび餅を保存する時に、絶対にやってはいけないのが冷蔵庫に入れる事です。

固くて食べれなくなります。

「このわらび餅は冷蔵庫にいれても大丈夫です」と書いてない限りは辞めておきましょう。

 

ところで何故、わらび餅と呼ぶの?と思ったことはありませんか?

 

それはわらび粉が、わらびの根からとったものだからです。わらびは春、そしてわらび餅は本来、春の和菓子です。

ですが、わらび粉は「材料の王様」と呼ばれる程、高額です。

その為、スーパーで買うわらび餅やわらび粉の原料はほとんどサツマイモ、キャッサバ等なのです。

 

本物のわらびから出来ているわらび餅は黒くくすんだ色をしています。

こちらはまた違う味わいです。

まだ食べたことがない方は、是非!

本わらび餅という呼び方で提供されている事が多いです。

 

京都でしたら、下鴨の茶寮「宝泉」さんがオススメです。美味しい本わらび餅が食べられますよ。

勿論、他の和菓子屋さんでも季節になったら食べることが出来ます。

 

宝泉 京都市左京区下鴨西高木町25

   075-712-1270

           10:00~17:00(ラストオーダー16:30)

 

今回のレシピは京都の材料屋「樋口商店」さんのものです。

(※掲載許可を頂いています。)

わらび餅セットでわらび粉、きな粉が入って500円でした。

 

株式会社 樋口商店

京都市中京区姉小路通西洞院

 

 

スーパーや百貨店、ネットでも購入できます。

 

最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました。